カラーバスを知る!
宮交バスの様子がおかしいという匿名の通報を受け、あわててバス車庫に駆けつけた三色仮面。近寄ってみると・・・。
三色仮面:「ちょ、ちょっと、大好きな宮交バスに勝手に何やってるんですか!?おてんと様が許しても、この三色仮面が許しませんぞ!」
興奮のあまり何やら作業をしている職人さんたちに思わず詰め寄ってしまう三色仮面。
・・・と言いつつも、熱心な職人さんの姿を見ているうちに、我を忘れて勝手に手伝いをはじめてしまう三色仮面。
三色仮面:「これはここに似合いそうだな。」
ひと汗かいた後で、自分の仕事っぷりに見とれる三色仮面。
三色仮面:「あいかわらず今日もいい仕事してしまったな~。・・・はっ、いかん!」
当初の目的を思い出し、今度は車内の異変にも気づいた三色仮面。
三色仮面:「おぅ、ジーザス!なんてこった!内装まで変えてあるなんて!」
嘆く三色仮面。
三色仮面:「こんなところまで!うーん、ここまで徹底しているとは・・・。むしろ敵ながらあっぱれだ。」
車内の内装まで、きれいに生まれ変わっていることに苦しくも感服してしまう三色仮面。
三色仮面:「いったいここで何の作業をしているんですか!?」
その場にいたいぶし銀の職人さんに恐る恐る尋ねる三色仮面。
いぶし銀の職人さん:「おう、カラーバスの施工だよ。」
三色仮面:「カラーバス!?」
いぶし銀の職人さん:「バスが丸ごと広告になるって寸法さ。まったく、とんでもない事を考える奴がいたもんだ。」
三色仮面:「そうだったのか・・・。バスを丸ごと広告にしてしまうなんて、なんてすばらしいアイデアなんだ!」
人間の発想の豊かさに心満たされる三色仮面。
三色仮面:「おなじみの宮崎交通デザインのバスが・・・」
三色仮面:「こんな風に仕上がりました!」カラーバスの存在を知り、またひとつ成長した三色仮面は、誇らしげにカラーバスをみんなに紹介するのでした。