第6話 “ミスターXを探して・・・” -浪漫の国編PART2-
前回、稲佐山展望台の星空を満喫した三色仮面。とりあえず、長崎駅まで戻って来たが・・・。
三色仮面:「おっと、気が付けばサンQパスの有効期限も今日で最後だな。名所だらけの長崎、とことん満喫しちゃお〜っと!」
やっぱり本来の目的を忘れて浮かれている三色仮面。
「そんなはずはないさ~、それはわかってる〜♪」
長崎出身ということで福山雅治の大ヒット曲「HELLO」を口ずさみながら、何かをほおばっている三色仮面。
三色仮面:「今、私は長崎の真っ只中にいます。」
大浦天主堂に到着した三色仮面。
三色仮面:「うひょ~、大浦天主堂の前で食べるカステラは格別だな~。」
汗だくになりながらも、雰囲気に酔っている三色仮面。
三色仮面:「今、私は長崎を体で感じています。」
長崎名物のカステラでひとまず栄養補給。
三色仮面:「はじめまして、三色仮面と申します。」
聖母像へ挨拶をする三色仮面。
平和公園の平和祈念像までやってきた三色仮面。
静かに黙とうする三色仮面。
三色仮面:「う~ん、どこにもミスターXの痕跡は見当たらないな…。」
やっとミスターXを探さなければいけないことを思い出した三色仮面。
眼鏡橋から周囲を見渡そうと夢中でよじ登ったまではよかったが・・・。
三色仮面:「・・・思ったより高いな・・・。」
足がすくんでその場から動けなくなってしまう三色仮面。
この後、下まで降りるのに約20分を費やすこととなる。
※賢明な皆様はご理解いただけるでしょうが、決してマネをしないで下さい。
眼鏡橋で思わぬ痛手を負い、体力が底をついてしまった三色仮面。
お腹をすかせてさまよっていると、とあるお店にたどり着いた。
三色仮面:「このお店『ツル茶ん』に入ってみます。」
隣のお店の「HUSTLE HEART」というネーミングに後ろ髪ひかれながらも、
『ツル茶ん』に入店する三色仮面。
三色仮面:「なっ何!トルコライスだと!?いったい何者なんだ・・・?」
初めて見る食べ物に興味をそそられる三色仮面。
三色仮面:「トルコライスさん!」
迷わずトルコライスを注文し、料理と対面した三色仮面。
三色仮面:「はじめて見たときから、あなたに決めてました!」
トルコライスを目の前に、興奮のあまり想いをぶつけてしまう三色仮面。
三色仮面:「うひょ~、さっそくいただきま~す!」
慌ててトルコライスをほおばる三色仮面。
三色仮面:「う、うますぎる!!ありがとう長崎!ありがとう福山!」
感動して福山雅治にもお礼を言ってしまう三色仮面。
すっかりトルコライスの虜になってしまった三色仮面。
満腹になり気分も上々のため、通りかかった唐人屋敷で思わず蟷螂(とうろう)拳の構えをとってしまう。
唐人屋敷
唐人屋敷で勝手に盛り上がってしまい、そのままの勢いで中華街にやってきた三色仮面。
三色仮面:「ここでも素敵な出会いがありそうだぞ・・・。」
三色仮面:「おやおや、さっそくいましたよ。」
ニヤリとする三色仮面。
中華街のシチュエーションにぴったりの帽子と出会い、導かれるようにゼンジー北京になりきろうとするが・・・。
三色仮面:「んっ!?あのお方はっ!?」
すぐそばの中華料理店の前で魅力的なウェイトレスを見つけてしまった三色仮面。
そして、その手にはいつもの指令が!
三色仮面:「もしや!!」
胸が高まる三色仮面!!
三色仮面:「あなたがミスターX!?」
三色仮面:「そんなわけないよな。」
すぐさま勘違いに気づき、指令内容を確認する三色仮面。
“九州最北の港で待っているぞ! ミスターXより”
三色仮面:「最北の港?いったい何処だ…?」
ウェイトレスの笑顔が気になりつつも、次の目的地を目指す三色仮面!
物語は更なる盛り上がりを見せて、次回へつづく!